2015年新潟大賞典出走馬診断

新潟大賞典のディープインパクト産駒の成績
過去5年の出走馬は全て6番人気以内で[1.0.1.3]なので、可もなく不可もなくという印象。この時期全体で見ても過去5年で[3.4.2.13]なので、こちらも可もなく不可もなくといった感じ。

アーデント
重賞では頭打ちな感じのディープインパクト産駒。上がりがかかったほうが良いタイプなので、先週の馬場と変わらないなら厳しいでしょう。

クランモンタナ
同コースの新潟大賞典2着があるように、このコース自体は走れる感じ。ただ、重賞の勝ち負けとなると鮮度が無いと厳しい気がするので、今回は特に買いたい感じではないですね。休み明けなので鮮度が無いこともないですが…。

ダコール
今年に入っての3戦が、日経新春杯5着、小倉大賞典3着、福島民報杯2着と、鮮度や条件に関係なく、自分の格の分だけ走っているので、今回も他馬と相対的に評価するほうが良いでしょう。気になる人は押さえても良いと思いますが、個人的にはリフレッシュ状態で小回りコースというのがベストだと思っているので、今回は積極的な買い材料が無い感じ。

パッションダンス
2年前のこのレースの勝ち馬なので、当然適性はあるでしょう。自分の能力以上には走らないタイプのディープインパクト産駒なので、現時点でどれだけ衰えていないかがカギになると思うんですけど、近走を見る限りでは勝ち負けは難しそうなイメージですね。前走で先行できたのはプラス材料だと思いますが、完全な前残り競馬というのを考えると物足りない内容でもあり…。

ラングレー
条件戦で走って重賞でことごとく人気を裏切っているのを見てもわかるように、良くてOP勝ちくらいのポテンシャルしかありません。上がりが速い競馬は得意なので人気になりそうですが、鮮度もないですし消しでいいと思います。期待値が低すぎる馬です。

2015年京都新聞杯出走馬診断

京都新聞杯のディープインパクト産駒の成績
過去5年で[2.1.2.9]なので、相性が良いレースではあるのですが、ベタ買いでは単勝回収率87%なので、普通といえば普通な感じ。ただ、馬券圏内に入っている5頭は全て5番人気以内なので、このデータを1~5番人気までに絞ると、[2.1.2.2]で単勝回収率174%になります。つまり、5番人気以内なら買いで、6番人気以降なら消しでいいかなと。

アルバートドック
格上げ戦で鮮度があった3走前のシクラメンステークスで2着になり、休み明けで鮮度があった2走前のゆきやなぎ賞を勝ちきり。そして初の重賞挑戦で鮮度抜群だった毎日杯が6番人気4着と、鮮度に忠実に走る馬。今回は重賞2戦目で鮮度が薄れたので人気なりの評価でいいと思います。

サトノラーゼン
ディープインパクト産駒の初重賞挑戦で鮮度抜群。未勝利勝ち時の2着が先週青葉賞を勝ったレーヴミストラルですから、能力的には重賞級と見ていいでしょう。上がりのかかる競馬でことごとく負けていて、速い上がりを出せる馬場で勝っているので、今の京都の馬場もプラスだと思います。唯一の不安点は使い込み過ぎているところですかね。

ジェネラルゴシップ
ディープインパクト産駒の初重賞挑戦ですが、500万条件でも頭打ちなので能力的に厳しいと思います。

ポルトドートウィユ
騎手も込みで人気になりそうですが、今年に入ってOPクラス3走目なので、鮮度が失われているうえに疲労も心配な状態。速い上がりの競馬は得意だと思うので、今の馬場はプラスでしょうけど、人気で積極的に買いたいという感じの馬でもないですね。

2015年青葉賞出走馬診断

青葉賞のディープインパクト産駒の成績
過去5年で[1.2.3.4]で、2013年にヒラボクディープが7番人気1着、2012年にエタンダールが10番人気2着と人気薄でも走っているので、かなり相性が良いレースと見ていいでしょう。今年は4頭のディープインパクト産駒が登録していますが、よっぽど馬場が悪化しなければ1~2頭は馬券圏内に来ると見ています。

スモークフリー
前走は鮮度を活かして初芝で2着好走という感じでしたが、早めから捲ったことを考えると勝ち馬よりも価値があるレースだったと思います。今回は初芝じゃない分だけ鮮度が薄れるのと、中山を捲って好走した馬が東京2400mの適性があるのかは疑問なので、現時点では半信半疑というか人気次第では押さえてもいいかなという評価ですね。

ティルナノーグ
鮮度がある状態で2連勝からの重賞3連敗な挙句、前走の共同通信杯はディープインパクト産駒が上位を独占する馬場で負けたので、馬柱だけ見ると真っ先に消してもいい感じですが、負けた3走とも全て言い訳が出来ます。京都2歳S→ハーツクライ馬場、ホープフル→中山不得意、共同通信杯→相手が強すぎたという感じ。単純に共同通信杯でこの馬よりも前に来た6頭が出走していないので繰り上がりで馬券圏内に来るんじゃないかと思ったり…。実質的に相手ダウンになるのでその流れもプラスに働く気がします。

レッドライジェル
東京で3連敗の後に中山で2連勝なので普通に考えたら買いたくないんですけど、前走が芝2200mを使っていたディープインパクト産駒は[1.2.2.1]で、その中でも前走勝っている馬は[1.2.1.0]という3着以内率が100%なんですよね。しかもこの4頭には前出のヒラボクディープ(7番人気1着)とエタンダール(10番人気2着)が含まれるという…。でも過去のレースを見てしまうと、追い込んで届かずのイメージしか持てないんですよね。人気薄だったら迷わず買うんですけど、人気で買いたいかと言われたら「うーん…」って感じです。

レトロロック
鮮度もなければ能力の片鱗も見せていない感じなので厳しいでしょう。

2015年天皇賞春出走馬診断

天皇賞春のディープインパクト産駒の成績
過去5年で[0.1.0.3]で、連対したのは2013年のトーセンラー(3番人気2着)のみ。2014年は1番人気で4着のキズナを始め、3頭とも人気を下回っているので、決して得意なレースではないでしょう。トーセンラーは古馬G1初挑戦と京都適正の高さを見せていたのと1枠1番で走る馬だったので僕も本命にしたのですが、重賞も含めて京都でしか勝っていないように、あそこまで京都適正が高い馬も珍しいなという印象があります。

キズナ
去年は1番人気で4着でしたが、今年も人気になるんでしょうかね。前走の大阪杯で勝ちきれなかったのを見ても、明らかに鮮度が薄れている状態だと走れなそうですし、今年も消しでいいと思います。

デニムアンドルビー
良くわからない馬というのが正直なところですが、条件は関係なく古馬の混合G1で勝ち負けできるレベルの馬ではないでしょう。前走で走ってしまったのもマイナスですし、積極的に買いたい材料が無いですね。

ラストインパクト
小回り型のディープインパクト産駒なので、鮮度関係なく自分の能力以上には走らない馬。菊花賞や天皇賞春や有馬記念を見ても古馬G1では足らない印象ですし、去年この馬より先着した馬が6頭も出走予定なので、馬券圏内は厳しいでしょう。

エキストラエンド

ベストは京都とか東京など広いコースの1600mで、タフな馬場よりは速いタイムが出る開幕週的な馬場のほうが合うでしょう。

格的には鮮度があるうちはG2~G3でも勝ち負けできるといった印象です。

実際に鮮度があった2014年は京都金杯6番人気1着、東京新聞杯3番人気2着、マイラーズカップ2番人気3着だったのに対し、鮮度が無くなった2015年は京都金杯4番人気2着、東京新聞杯2番人気6着、マイラーズカップ6番人気4着と明らかに走れなくなっている感じですからね。

この手の馬が走るには今までに走っていない条件への変更が不可欠だと思うので、1600m→1200mや2000m→1600mなどの距離短縮、オープン特別への相手ダウンなど、なにかしらのショックが必要かなと思います。

このままマイル路線を歩むようなら、もう買うタイミングは無いかなと思います。

(2015年4月26日時点の見解)

フロレットアレー

ベストはいまいち測りかねているのですが、たぶん小回りの2000m前後かなと思います。

ミモザ賞を見る限りでは鮮度があるうちは格上げでも好走できる馬だと思いますが、フローラステークスみたいな絶好のディープインパクト産駒が走るような馬場で、完全にキレ負けしているので、小回り型のディープかもしれません。

クラシックを意識しているからだと思いますが、小柄な牝馬にしては明らかに使いすぎている感もあり、馬体の成長が遅れているのも気になるところです。

放牧に出して馬体の成長を促したほうが良いと思いますね。

(2015年4月26日時点の見解)

2015年フローラステークス出走馬診断

フロレットアレー
これまでのレースぶりを見る限り、母父のシンボリクリスエスが出ているともとれますし、単純に上がりが33秒台になるような馬場で走っていないだけともとれますが、鮮度抜群なので消す材料が無いでしょう。田辺騎手が連続騎乗するのもプラスだと思います。母の兄弟がトーセンラーやスピルバーグなので、33秒台の上りが求められるレースでも普通に走れそうな気がするんですけどどうでしょうかね。

2015年マイラーズカップ出走馬診断

エキストラエンド
去年はそれなりに鮮度があった中での2着。今年は去年と比べて、京都金杯や東京新聞杯で着順を落としているように、明らかに走れなくなってきているでしょう。今年の京都金杯は4番人気で2着になりましたが、内枠有利の馬場で内をまわってきただけ(勝った2013年もですが)なので特に評価できるものではないでしょう。個人的には鮮度が無い状態だったので、相手ダウンだったのも大きかったと思います。今回は乗り替わりの意図も不明ですし、枠と馬場に恵まれない限り人気を上回ることはないんじゃないかと思います。

ヒストリカル
2歳から使われている割には使い込まれてない分だけ、得意条件だったら踏ん張りが効くという感じですが、成績を見る限りオープンが限界かなという感じですね。個人的に6歳で別定G2を勝つイメージは全くないです。ディープインパクト産駒の得意コースということで穴人気する気がしますが消しでいいと思います。

フィエロ
今回出走するディープインパクト産駒の中では1番買いたい馬。海外帰り+休み明け+トップレベルでそんなに使われていないので、それなりに鮮度があると思います。ただ、去年も1番人気で2着に負けているように、そんなに期待値が高い馬ではないですね。押さえの筆頭くらいの評価でいいと思います。

ダノンプラチナ

未勝利→ベゴニア賞→朝日杯と格上げで2連勝したように、鮮度のあるうちは走る馬。

鮮度が薄れた(とはいえ休み明けで鮮度はあった)スプリングステークスで人気を裏切り、さらに鮮度が無くなった皐月賞で惨敗したところを見ると、能力的にはそこまで高くないと見たほうがいいでしょう。

そもそも、勝った3走は上がりが34.3~35.3と、王道のディープ産駒と言うよりは邪道のディープ産駒というイメージなので、トップ戦線では厳しいと思います。

コース的には坂のあるコースでも問題ないと思いますが、スプリングステークスや皐月賞の負け方を見る限り、1600m前後がベストかなと思います。

スプリングステークスでこの馬より先着した2頭が、皐月賞2着3着だったことを考えると、相手次第では1800mでも走れると思います。

最終的にはオープンからG3あたりを相手ダウンの流れで人気なりに走る馬になるのではないでしょうか。

(2015年4月21日時点の見解)